2013年10月06日

十余年越しの念願〜感謝〜喜び〜今後への刺激

 さる9月29日。東京・江古田にある喫茶店「FLYING TEAPOT」にて「松島弘 企画 PINPONS/くたじゃ/よねっち(from トゥクトゥク・スキップ)(飛茶瓶洞通信 2013/09より、原文ママ)」を観に行ってきた。
 最近Twitterを起動していなかったが、ふとさっぽろ ももこさんのTLを追ってみると、名前欄に「9/29Live」とあった。「マジで!?」と思いつつ早速さっぽろさんのblogを見たり、FLYING TEAPOTのサイトを見たりして、間違いなくLive開催とあった。

 さてFLYING TEAPOTだが、20人強のお客さんが入る程度のこぢんまりとした喫茶店で、地下にあるのもあってか、雰囲気的にわたくし好みだったり。ライヴが始まるまでまったりとコーヒーとお店の雰囲気を堪能。
 なお20人のお客さんが〜と書いたが、この日ライヴに来た観客はわたくしを含め10人前後(出演者や関係者達とどっこいどっこいの数・※)。出演者との距離が近いのも相俟ってか、終始アットホームなライヴであった。

 まずはくたじゃから始まった。初見である。松島さんがDJスタイルでセスナに乗って様々な国々を旅行するというコンセプトで、行った先の音楽をサンプリングを駆使しながら生楽器を演奏しつつ歌を披露という面白い趣向。更にキーボード+トロンボーンという形態で曲を披露したりと滋味で且つ刺激的で楽しかった。最初困惑していた観客も、段々とノリノリになっていたことも追記しておく。

 次にさっぽろさんが「師匠」と呼んでいるよねっちさん(マンドリン奏者、さっぽろさんはよねっちさんにマンドリンを教えて貰っているとのこと)。普段は「トゥクトゥク・スキップ」というよねっちさん+ギター+ヴァイオリンというヴォーカルレスのユニットで
活動しているそうだ。思えば、これまでマンドリンの音とがっぷり四つに向かい合うことはなかったのもあるが、これまた刺激的で、新たな世界を垣間見えた。
 それから福島で今も仮設住宅に住んでいる年配の人達の為に慰問ライヴをやっているという。その時のレパートリーであるハナ 肇&クレイジーキャッツや美空 ひばりの弾き語りも披露。アンダーグラウンドな方面に曲を聴きまくっていても、変わらず心に染み入るものだと再認識。

 そしてPINPONS。始まる前に12分という微妙な時間のインターバルを挟んでから始まったが、何というか緊張感はあるが普段着感覚というか。力んだ感じがないのが印象的。それでもさっぽろさんのトークが一聴した所グダっていたが、感じがいい感じにクッションになっていたように思える。
 ちなみにバンドはギター+アコギ+ベース+キーボード+ピアニカ(orトランペット)+ドラムで、曲によってはアコースティックになったりとメンバーが入れ替わったり。
 曲はRIKA時代の曲から始まり(「ひまわり」など)、現在のさっぽろももこになってからの曲を披露。1曲目が終わった後に、何とくじらの杉林さんがゲスト参加。さっぽろさんと杉林さんと松島さんはRIKA時代に同じ音楽事務所に所属していたとか。"縁"というものを感慨深く思った。
 何よりサプライズだったのが、ラスト2曲。「幸福ノ原理」と「さよならを教えて 〜comment te dire adieu〜」。
 どちらも愛聴しているが、PINPONSのアルバムを聴いていてさっぽろさんがセルフカバーしてくれないかなぁ、とも思っていた。特に後者は2009年に行なわれたI'veの武道館ライヴを見に行けなかった上、今年あったMELL様の音楽活動休止の報を聞き、もうライヴを聴く機会が失われたのかと諦念の思いに至っていた。それだけに、この曲が始まった時は頭の中が真っ白になった。何と勿体ない。我に返り、全身で聴いた。万感の思いからか、途中不覚にも涙腺が緩んでしまった。
 どちらも原曲と違ったバンドサウンドでアレンジされ、尚且つ狂気を垣間見えた演奏で素晴らしかった(特にドラムが心地良かった)。この2曲を聴けただけでも行った甲斐があったというもの。

 アンコールに、ビートルズの「Lucy in the Sky with Diamonds」を出演者全員で演奏&合唱。賑々しくも楽しい、最後は音の洪水で脳に酩酊と覚醒を促され、幕を引いた。


 PINPONS目的で行ってきた今回のライヴだが、全編を通してとても楽しめた。ただ楽しかっただけでなく、ライヴの良さや触れてこなかった新たな楽器の刺激などもあり、新鮮な経験であった。
 今度は新年にライヴハウスでやるとのこと。「PINPONSはわしが育てた」と言えるように、ちょっとでも宣伝なるよう久々に重い腰を上げてライヴレポを書いてはみたものの…無駄に時間がかかったり、セットリストを憶えられない辺り「嗚呼、歳を取ったなぁ」と、少々ブルーになる今日この頃です。


 ※後日Twitterにて、さっぽろさんからリプを頂きましたが、ご招待した人を含めると20人以上来ていたようです。改めて失礼しました。
posted by 煤 at 00:26| Comment(0) | TrackBack(0) | ライヴ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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